福厳寺について

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生きる人のためのお寺として門を開き
多くの人たちの心の拠り所を作りたい

  • 多くの方々は、葬儀や法事のためだけにお寺に訪れますが、「仏教」には人々が迷いや苦しみから離れ、私たちに生きる勇気と智恵を与えてくれる普遍的な教えが詰まっています。
    福厳寺は、愛する人を亡くした方々だけでなく、生きている人たちにとっての学びの場、修行や啓発、癒しや交流の場として、多くの門を開いていきたいと考えています。
    仏教の本質を学ぶ「佛心僧学院」や、ブッダの教えを体感を通じて学ぶ「大愚道場」の開催、お寺の内弟子と同じ日常を体験・宿坊する「テンプルステイ」など、さまざまな取り組みを行っています。

  • 未来を見据えたお寺づくり

    昔ながらの檀家制度の寺院運営ではなく、日本では数少ない会員制度を導入し近代的な寺院運営をしているお寺です。
    500年以上の歴史がありますが、時代と共に発展していく「古くて新しい寺」、それが福厳寺です。

    また、「人づくリ・生きがいづくり・町づくり」をテーマに「心も生活も豊かな 小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には国内外から注目が集まっています。

    これからも福厳寺は、心を癒やしゆとりと安らぎを与えるとともに、宗派の枠を超えて仏教本来の教えである「生きていくための知恵」について語り合える寺、皆さまが困った時や不安な時に、訪れることができる心の拠り所としてあり続けます。

Chief priest 住職紹介

福厳寺 31代目住職大愚 元勝(たいぐ げんしょう)

佛心宗 大叢山福厳寺住職。
慈光グループ会長。佛心僧学院学長。

僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。駒澤大学、曹洞宗大本山總持寺を経て、
愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。僧侶、事業家、
セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。

平成27年に福厳寺31代住職に就任。
令和元年には、仏教の本質に立ち返って「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。

現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、仏教の教えを体感で学ぶ「大愚道場」、インターネットを通じて「仏教の本質と実生活への応用」を学ぶことができる「佛心僧学院」、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。

大愚和尚 公式ホームページ Official Website of Taigu Osho

Access アクセス

大叢山 佛心宗 福厳寺

〒485-0802
愛知県小牧市大草5229番地

【開門時間】
毎日 9時〜16時

  • 開門時間外は駐車場を閉鎖いたしますのでご注意ください。
  • 団体での拝観、遠足、行事などで来山される場合はあらかじめご相談ください。
  • 行事・法要の際は拝観をご遠慮いただく場合がございます。
  • 電車でお越しの場合

    春日井駅(JR)から
    • あおい交通バス(桃花台ゆき)「福厳寺前」下車 徒歩1分
    • 名鉄バス(桃花台東ゆき)「城山4丁目」下車 徒歩10分
    • タクシーで約20分
  • お車でお越しの場合

    東名高速【春日井インター】から車で10分です
    1. 春日井インターを降りて「多治見 尾張旭 瀬戸」
      方面へ
    2. 春日井インター東を左折し「155号線」を西北に進む
    3. 「下原町東」を右折し次の信号のある交差点(右手に株式会社フジワラ様の建物が見える)を左折
    4. 「155号線」を進み「福厳寺前」で左折してください

駐車場もご利用ください

お車でお越しの際には、境内東側(太陽幼稚園正面)の駐車場をご利用ください。
18時の閉門後はご利用いただけませんので、ご注意ください。

福厳寺のご本尊聖観世音菩薩

「観音さま」は
人々の苦しみを取り除く「慈悲」の象徴

福厳寺の御本尊は「聖観世音菩薩:しょうかんぜおんぼさつ」です。

観音さまは、「知恵」と「慈悲」と「勇気」の3つの徳を兼ね備えている仏さまです。

観音経では下記のように説かれています。

観音さまの名を呼び、その姿を心に念じて、
自らの心に誓って、
無駄に時を過ごすことがなければ、
どのような苦しみも必ず除くことができる

病気で悩む人、人間関係のストレスに病む人、経済的生活苦に悩む人、自然災害に悩む人……、
それぞれひとりひとりのあらゆる苦しみ、悲しみ、悩みに寄り添って、その人の身になりきって
救ってくださる「母親のような心」を持った仏さまです。

「慈悲」とは友情のこと

この友情は、特定の友のものではありません。また、人間だけとも限りません。
自然のすべて、虫や小鳥たちにいたるまで、
すべてが友だちです。

【慈】とは
同じ空気を吸い、同じ水を飲む仲間たちであると実感することです。
【悲】とは
友だちの悩みやうめきを自分のものとして
受け取る心です。
人の苦しみを自分の苦しみと受け取る心です。
大自然の喜びや悲しみをすべて自分のこととして受けとれるものです。

外部から降りかかってくるあらゆる災難や、
心の底から起こってくるさまざまな悩みに出合っても、
知恵と勇気とそして「慈悲」の心をもって、
人間らしい道を生きていきなさいというのが
観音さまの教えです。

福厳寺千手堂のご本尊千手千眼観世音菩薩さま

福厳寺千手堂(位牌堂)の御本尊は、
千手千眼観世音菩薩さまです。

「千」は、無数無量を表しています。
この観音さまは、その名の通りたくさんの手を持っておられ、その掌はそれぞれ目がついています。
この無数の目は「よく見ること」「観察すること」の大切さを示しています。

経典には下記のように記されており、
人間のあらゆる苦しみ、悲しみ、悩みに加え、
あらゆる災難を救ってくださる仏さまです。

内には8万の心の悩みを滅し、
外には100万の病を除く。
誓って観音を念じ、その名を唱えれば、
あらゆる畏れと不安を除き、
すべての病める人を救い、万願を成就せしむ。