大切な故人の「魂」を受け継いで

今から500年後、1,000年後、福厳寺は、こういうお寺でありたい。

福厳寺では住職をはじめ、職員一同が500年、1,000年後の福厳寺を
どんな環境のお寺にしたいか?

どんなお寺だったら、皆さんがお参りしやすい環境にあり、
そして親から子へ、子から孫へと代々大切なお寺とのお付き合いができ、
お寺参りをすることができるのかということを熟考し、福厳寺の環境を
整えています。

その一つのプロジェクトが、木を植えることです。

福厳寺の本堂の伽藍の周りには、昔の自然がそのまま残っている山が
広がっています。ヒノキや松や紅葉や銀杏、何百年も前から生えている
木もたくさんあります。

それだけではありません。たくさんの木々の根元の地面には、見たことも
無いような小さな草花がびっしり咲いているのです。

山の中を歩いていると、キツネをよく見かけます。先日も職員が、山の中の
静かな草むらの中で、お母さんキツネと子ギツネが寄り添っているのを見かけ
ました。

今では本当に貴重な自然が、福厳寺の境内には残っているのです。だからこそ、
山の管理と同時に植林をしながら大切な自然を守り残していきたい。

そんな想いを込めて、福厳寺では葬儀や千手堂の永代供養をされる方に、
一つのご提案をしています。

福厳寺の山へ木を植えていただき、その木(亡くなられた方の木)の成長を
見守りながら永代に渡ってご先祖様への感謝の気持ちを代々繋いでいただく
というものです。

亡くなられた方のお墓参りはもちろんですが、お子さんやお孫さんへ、
「この木は、おじいちゃんの木なんだよ。大切に見守ってあげようね」と、
家族みんなで手を合わせる。

代々ご先祖様への感謝の気持ちを、おじいちゃんの木を見るたびに思い出し、
受け継いでいくのは素敵なことだと思いませんか。

10年後、20年後、30年後、そして100年後・・・大切なおじいちゃんの
お名前が刻まれた木が福厳寺の歴史に残ります。

ご家族の皆さんが、故人への感謝の想いを込めて植えた木は、必ず素晴らしい森
を成していくに違いありません。

そんな福厳寺の「鎮魂の森」プロジェクトが、いよいよスタートします。

今から想像すると、職員の私もワクワクします。

【福厳寺職員より】