じっくり見ると、気づくこと

この間までの桜の季節が通り過ぎ、今では福厳寺境内も新芽の緑で満たされています。

春のピンクも良いですが、この季節にしか見られない命の息吹を感じる新緑の季節もまた、
とても心を和ませてくれます。

昨日の朝、福厳寺の池の脇を歩いていると、青々とした紅葉の木に小さな赤い実が
たくさん付いているのに気づきました。

生まれたばかりという雰囲気を漂わせている青紅葉の木に、なぜ赤い実がなっている
のだろうと、木の近くに行って覗いてみました。

すると赤い実ではなく、紅葉の花でした。

紅葉と聞くと、きれいな葉のイメージしかなかったので、紅葉の花をじっくり見ることが
今までありませんでしたが、細かく枝分かれした緑色の葉の下から、守られるかのように
顔を覗かせて咲く小さな白い花。

蕾が赤くて、咲くと白い花が顔を出すようです。

小さくても、よく見ると花びらも雌しべも雄しべもきれいについていました。

この紅葉の花に、教えていただいたことがあります。

それは、もっと小さなことに意識を向けること。

普段忙しいと小さなことまでなかなか気づきません。

けれど小さなことにこそ、気づかなければいけないことがたくさんありそうな感じがします。

それは芝生の上に落ちている小さなゴミを拾うことのように、目に見えることばかりではなく、
私たちが普段接している家族や職場の方たちとの関係にも言えるかもしれません。

ちょっとしたことだけれど、心が和む言葉かけ。

相手が微笑むような心遣い。

もっと小さなことに、意識を向けていこうと思いました。

【職員の気づきより】