お盆のキュウリ馬が現代は・・・

昨日、福厳寺のお盆施餓鬼法要が終了しました。

4日間で、延べ850名くらいの家族連れの方たちが福厳寺へお参りにみえました。

毎年、法要が終わった後に福厳寺住職の法話があります。

15分から20分くらいですが、「ずっと楽しみにしていました。本当にいつも心に響くお話をしていただいて、感謝しております」というお声を今年も多くの方々からいただきました。

お盆の時、毎年精霊棚に飾らるキュウリ馬とナス牛。

毎年飾られる方はよくご存知だと思いますが、今年は福厳寺住職がキュウリ馬の現代版について、興味深いお話をしてくださいました。

キュウリ馬とナス牛の意味は、ご先祖様がお盆になると家族のところへなるべく早く帰って来れるように足の速いキュウリの馬をつくり、そしてお盆が終わってあの世へお送りするときは、足のゆっくりな牛のナスに乗って帰られるといわれています。

このようなことから、お盆の時には必ずキュウリとナスにお箸を刺して、馬と牛をつくるのです。

ところが最近は、キュウリ馬ではなく、スーパーカーがお盆の精霊棚に飾られている家が増えているのだそうです。特に東北地方に多いというのです。

いったい、どうしてなのでしょうか・・・

福厳寺住職のお話をじっくり伺っていると、それはご先祖様を大切に想う私たちの気持ちの表れだということがわかりました。

馬よりも、スーパーカーに乗った方がずっと速くご先祖様が家族の集まる家に帰ってこられるという意味が込められているのだそうです。

お盆には、故人が家族みんなのところに帰ってきて、一緒に楽しい団欒の時間を大切に過ごすという意味もあります。

スーパーカーは、まさに大好きな家族の元へご先祖様をお迎えする、欠かせないものなのかもしれませんね。

【福厳寺職員の気付きより】