お盆のお塔婆は、どうしたらいいですか?

「お寺さんにお盆の施餓鬼法要を頼んであるのですが、お盆のときのお塔婆ってお墓にお供えするのですか?」

先日も、会員の方からお問い合わせのお電話がありました。

福厳寺では明日から4日間、お盆の施餓鬼法要が行われます。

施餓鬼法要終了後、各会員の皆さんそれぞれのお家に、お盆のお塔婆をお渡しします。

3回忌とか27回忌などの年忌法要のときのお塔婆とは、ちょっと異なります。

年忌法要のお塔婆は、法要が終わったらご家族でお墓にお参りし、お墓にお供えします。

けれど、お盆のお塔婆はご自宅へ持って帰っていただきます。お墓には、お供えしなくてよいのです。

なぜならお盆は、ご先祖様をお家へ迎え入れるという意味があるからです。家族みんなが毎日元気に過ごしているお家にご先祖様をお迎えし、お盆の期間を一緒に過ごし、16日の送り火のときにまたあの世へお送りするのです。

お盆のお塔婆目掛けて、ご先祖様が帰ってくるといわれているので、お盆のお塔婆はご自宅へ持って帰っていただきます。

さらに、お盆のお塔婆にはもう一つ、年忌法要のお塔婆と異なる意味があります。

それは、供養をする方の人数の違いです。

年忌法要は、亡くなられた1故人の方のご供養をしますよね。

お盆の施餓鬼法要は、今まで亡くなられたすべてのご先祖様のご供養をします。

ですので、○○家先祖代々諸精霊という文字がお塔婆の表側に書かれています。

お盆のお塔婆は、法要が終了したら大切にご自宅へ持って帰っていただいて、お仏壇の隣にお供えしてください。

賑やかな家族が集まり、笑顔が絶えないところにお供えしていただくと、ご先祖様が微笑みながら、ご家族皆さんを守ってくれると思います。

ぜひ、今年もご家族皆さんで、穏やかなお盆をお過ごしください。

【福厳寺職員の気づきより】