慈縁の会

福厳寺では平成29年より、慈縁の会サークル活動をスタートしました。

慈縁の会(じえんのかい)はお寺の会員だけではなく、地域やご縁のあった方達とのつながりを大切にし、楽しみながら、助け合いながら人生に生きがいと豊かさをもたらすことをテーマに活動して行きます。

サークルの講師は福厳寺の僧侶や職員たちです。それぞれ自分の得意分野を担当させていただきます。(今後、講師や活動の内容は増える予定です)

性別年齢は問いません。ご興味がある講座があれば、ぜひお問い合わせ、お申し込みください。

2017年度慈縁の会年間予定表

  • 7月8日(土曜日)9時~12時
  • 8月5日(土曜日)9時~12時
  • 9月2日(土曜日)9時~12時
  • 10月14日(土曜日)9時~12時
  • 11月4日(土曜日)9時~12時
  • 12月2日(土曜日)9時~12時
  • 1月6日(土曜日)9時~12時
  • 2月3日(土曜日)9時~12時
  • 3月10日(土曜日)9時~12時

参加ご希望の方は、1週間前までにお申し込みください。

お問い合わせページ

※お寺の都合等により日程が変更する場合がありますので、ご了承ください。その場合は、各サークルのリーダーから連絡させていただきます。

福厳寺受付:0568-79-2183

慈縁の会:禅料理部

禅料理部では、福厳寺の山にある野草や果物を使って季節の料理やお菓子を作り、皆でいただきます。また同時に、食べることの意味や、健康への意識、命に対する感謝の気持ちを参加者に持っていただくことを目的としています。

講師プロフィール

名前:久保典子(くぼのりこ)
埼玉県出身、古来から禅寺では食事を司る役職を「典座(てんぞ)」と言い、その「典」の一文字を名前にもつ料理研究家。フランス料理留学・名店アルピーノで修行を経験。その後住職の理念や想いに感銘を受け入寺。福厳寺では事務受付業務のほか、参禅者への精進料理を担当。現在オリジナル和菓子を考案中。

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慈縁の会:コーラス部

コーラス部は、歌う喜びを分かち合い、困ったとき、悩んだ時に助け合える心のつながりを持った部にして行きたいと思っています。歌うことが好きな方であれば初心者の方でも大歓迎です。歌の上達はもちろん歌うことで血行が良くなり健康にもつながります。ぜひこの機会にご参加ください。

講師プロフィール

名前:大脇英幸(おおわきえいこう)
小牧市出身、母親(音楽講師)からギターやピアノ、コーラスなどあらゆる音楽教育を幼少期から受けて育った「歌うことを生きがいとする」僧侶。外見と歌声のギャップが好評と近年ファン急増中。昨年娘が誕生し父親としても奮闘中。

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慈縁の会:パソコン・スマホ部

パソコン部ではインターネットの調べ方や、メールの使い方など、パソコンを使用する上での基礎の基礎から、スマートフォンの地図案内アプリを使った目的地までの案内の出し方、遠方の友人、お孫さんとのテレビ電話の仕方などを初心者の方でも楽しみながら覚えていただける講座を準備しています。

講師プロフィール

名前:広瀬知哲(ひろせちてつ)
石川県出身、総持寺祖院での僧侶修行の後、デジタルハリウッド東京本校にてWEBクリエイター専科を卒業。曹洞宗の全国広報誌SOUSEIやHP制作を経て福厳寺へ。現在は福厳寺新聞の編集などを担当している。

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慈縁の会:山林部

山林部は、豊かな自然や森の命とのふれあいをテーマに、時にはダイナミックに、時には繊細に、福厳寺山林で活動しています。「大人が自然の中で本気で遊ぶとこうなります」という体験を複数用意しています。体を動かすのは好きだけど最近気持ち良い汗をかいていない、という方はぜひご参加ください。

講師プロフィール

名前:平野勝滋(ひらのしょうし)
名古屋市出身、住宅メーカーの営業職、トヨタ自動車の製造業を経て福厳寺の僧侶へ。重機やトラックを操り、山林や境内の環境整備を一手に引き受ける現場のスペシャリスト。墓地のゴミ回収から、樹木の特殊伐採、石垣の石積みまであらゆる作業をこなす。

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2017年度慈縁の会年間予定表

  • 7月8日(土曜日)9時~12時
  • 8月5日(土曜日)9時~12時
  • 9月2日(土曜日)9時~12時
  • 10月14日(土曜日)9時~12時
  • 11月4日(土曜日)9時~12時
  • 12月2日(土曜日)9時~12時
  • 1月6日(土曜日)9時~12時
  • 2月3日(土曜日)9時~12時
  • 3月10日(土曜日)9時~12時

参加ご希望の方は、1週間前までにお申し込みください。

お問い合わせページ

※お寺の都合等により日程が変更する場合がありますので、ご了承ください。その場合は、各サークルのリーダーから連絡させていただきます。

福厳寺住職 大愚元勝より慈縁の会のご紹介

お寺の役割と慈縁の会をスタートした理由

私は540周年の時に住職として先代から交代をしました。今から3年前です。
住職を受け継いだとき、小さい時から先代の住職から言われていたことを改めて思いました。
それは「お寺は死んでから来る場所じゃない」ということです。

ほとんどの方はお寺とご縁がある時は誰かが亡くなった時だと思います。これだけ立派なお寺があるのに死んだ後に関わるお寺そんなもったいない話はないです。生きてるうちに人々が集まるお寺にしたいのです。

もともとインドではお坊さんは冠婚葬祭に関わらないのです。何故かというと、仏教は人間がいかにして生きたら幸せになれるか、を説いたものだからです。仏教にはお経があります。

お経本は小さい時には、何でこんな面倒くさい、難しいものを読まないといけないのかと思っていました。ところが段々すごいものだとわかってきました。仏教は2500年続いている教えです。

慈縁の会のバイブルである「仏教聖典」はお経を分かりやすく現代の言葉にしたものです。お経には何が書いてあるのか、人間がどうやったら幸せに暮らしていくことができるのかということが書いてあります。
お金の儲け方から壊れた人間関係の修復の仕方、どうやったらお互いが幸せに生きていくことができるかということがちゃんと書いてあります。なのに残念ながらそれが難しい言葉で書いてあるために皆さんに伝わらない。もったいないです。そういった教えをできるだけわかりやすく、皆さんに伝えていくということが私たちの役割です。そしてこの福厳寺と亡くなってからかかわるのではなく、生きているうちに少しでも関わって頂きたいということでこの「慈縁の会」はスタートしたのです。

会員以外でも誰でも参加できる慈縁の会

福厳寺には大きく2つの会があります。1つは「護寺会」というものです。

福厳寺の護寺会は、福厳寺の土地、建物、お墓などの基本財産を守っていくという会です。皆さんが少しずつお金を出し合って少しでもお寺の運営を助けようとする会です。

お寺は住職のものではないのです。540年続くお寺で後にも500年続くことを考えるとわたしが住職を務める期間は数十年です。後はみんなが地域のために残していかないといけないのです。

私も福厳寺を大事に守りながら皆さんがどうしたら幸せに暮らしていけるのかという教えを説いていくという役割を担っている一人にすぎません。

この福厳寺というお寺を守っていくということで福厳寺は会員制度になっています。たくさんの会員さんによって一人一人が少ない負担で維持できるお寺というのが福厳寺の護寺会です。この護寺会は会員さんの会です。

一方、慈縁の会は会員関係なく何か福厳寺にご縁があってここに集まってきて一緒に勉強したり楽しんだりということができる。ご縁のあった方たちが集まって仲良く、楽しく活動しましょうという会です。

慈縁の会の目的

  • 慈悲の心と、智慧を育てましょう。
  • 生きがいと、ご縁を育てましょう。
  • 慈光となって、一隅を照らしましょう。

この3つが慈縁の会の目的です。

慈悲の心を育てるということは、具体的にどういうことなのか?

必ずお寺や神社にはご本尊様やご神体というのがあります。この福厳寺のご本尊様は「観音様」です。

お寺の入り口に金色の観音様が立っているのが見えたと思いますが、あの方が観音様です。ご本尊の観音様、右手が下、左手が上のポーズをとってらっしゃいます。

下の手が人々の苦しみ、痛み、悩みに寄り添って何とか助けてあげたいという印です。上の手が生きる喜びや勇気を与えるという印です。誰かが苦しんでいたら助けてあげたい、そして何とか元気に、笑顔になってほしいという2つの気持ちを合わせたものです。

このあわせたものを慈悲と言います。

アメリカに行くと自由の女神が立っています。あれは自由の象徴です。観音様は慈悲の象徴です。

慈悲の心はみんな持っている気持ちです。誰かが悲しい、辛い気持ちをしていたらそれに寄り添いたい。そして何とかその人を元気にしてあげたい。それが慈悲です。

娘の子育てをしているとすごく感じます。子どもを持つ女性が持つ心が慈悲だなと思います。自分の子でなくても泣いていたら子どもが悲しい思いをしていたら声をかける。それが慈悲の心です。

ですから慈縁の会は各部がありますが、活動を通じてちょっとでも自分の中に慈悲の心を育てていきたい。

「誰か苦しんでいる人がいたら助けてあげたい、そして何か自分が笑顔にしてあげたい。」

そう思い、行動してみてください。自分がしてもらうという立場からなんでもいいから自分ができることをやって誰かを喜ばせてあげようと思ってください。

時々お年寄りの方で、「私は年寄りだから何にも人の役に立てることはない」とおっしゃる方がいます。

でも、70,80歳のおばあちゃんが足が痛い、腰が痛いと言いながら畑仕事をしている。この姿を若い人たちが見るだけでこれは敵わないと思います。

私事ですが、母は80歳で努力家です。50歳過ぎてからカナヅチだったのが泳げるようになりました。80歳になった今も努力している、まだチャレンジしています。こういう姿に教えられます。若いのに怠けているわけにはいかないと思います。

80歳のおばあちゃんたちがニコニコしている、その姿に救われることがあります。人生の先輩がニコニコしている、大丈夫よって言ってくれる、こんなに素晴らしい社会貢献はないです。

子どもたちもそうです。子どもたちがニコニコ遊んでいるだけで社会貢献です。見ていてすごく元気をもらいます。

インドに行くと年老いたおじいさんが道の凸凹を直すためだけに道に座っている光景を見ます。仕事ではなく、誰かの役に立つためにやっているのです。何か一つ、自分がやってもらうのではなく、誰かのお役に立てることがあるのではないかと思うからです。皆さんにもぜひ活動を通して慈悲の心を持っていただきたいと思います。

慈縁の会は負担にならないよう、まずは月1回で活動します。この会でみなさんに仲良く友達になってもらいたいです。そして活動の最後には料理部が作った料理を皆さんでいただきます。

特に難しい堅苦しいルールはありませんが、仲良く、安全に、そしてけじめをもって進めていきたいです。最後に、仏の10心・日常五心を思い出しながら活動に取り組んでいただきたいと思います。

仏の10心

  1. 素直な心
  2. 深い心
  3. 道にかなう心
  4. 施す心
  5. 戒律を守る心
  6. 忍ぶ心
  7. 励む心
  8. 静かな心
  9. 智慧の心
  10. 慈悲の心

日常五心

  1. 「はい」という素直な心
  2. 「すみません」という反省の心
  3. 「どうぞ」という謙譲の心
  4. 「私がやります」という奉仕の心
  5. 「ありがとう」という感謝の心

段々馴れ合いが出てくると時々自分の好きな人とだけくっついてお互い悪口を言ってしまったり、陰口を言ってしまったりしますが、そういうことがないようにみんなで老若男女集まって楽しく過ごせるという活動をしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

福厳寺第31世 大愚元勝

 

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