【小牧・春日井版】お葬式から49日法要までの流れと手順

「昨夜、父が突然・・・」

あなたは、もし大切なご家族を突然亡くされたら、どうしますか?

誰に連絡をしたらいいのでしょうか。

お通夜・お葬式・その後の手続きは・・・?

お付き合いしているお寺さんがあればいいけれど、もし無かったら、お坊さんはどうやってお願いすればいいのでしょうか。

わからないことばかりで、すごく不安になりますよね。

けれどそんなときでも安心。

お通夜、お葬式までの手順や流れ、信頼できるお寺さんや葬儀社さんの選び方など、安心できるポイントを丁寧にお話します。

 大切な家族が突然逝ってしまったら・・・

 

・お通夜、お葬式のやり方がわからない

・誰に連絡をしたらいいのか

・葬儀屋さんにお願いしたいけれど、費用はどのくらいかかるのか 

・お坊さんはどうするか

・どこで葬儀をするのか

・役所に何をいつまでに手続きすればいいか

・年金や税金、相続の手続きは?

・どうしたら、お金をかけずにお通夜とお葬式ができるのか

・自宅で亡くなった場合、まず最初に誰に連絡をしたらよいか

・信頼できる葬儀屋さんの選び方は?

など、いろいろな疑問や不安があると思います。

そんなとき、このような場合はこうすれば安心ですよと、わかりやすい手順でお話していきます。

ただでさえパニックになっているときにも、迷わずこうすれば大丈夫と判断できる方法をお伝えしていきますね。

 

家族が亡くなったとき、まず初めにやること

ご家族が突然交通事故に遭ってしまったり、病気で亡くなられた場合、もしくは自宅で突然亡くなってしまう場合もありますよね。

亡くなり方や亡くなった場所によって、誰に、どのように連絡するかについての手順が異なります。

 

病院で亡くなった場合

病院の医師により、「死亡診断書」が発行されます。

この死亡診断書があれば、葬儀社に連絡をすると、ほとんどのことを代行してもらえます。

・葬儀会場へのご遺体搬送

・お通夜やお葬式の準備

・お寺の手配

・火葬許可証の発行

*信頼できる葬儀社さんは?、なるべく費用をかけずに行うにはどうしたら・・・?と迷ったときは、もしお知り合いの方で葬儀社やお寺さんと繋がりのある方がいらっしゃれば、その方に紹介していただくのも一つかもしれません。

特に心当たりがない場合は、病院で葬儀社を紹介してくださる場合もあります。

その場合は、紹介していただいた葬儀社に連絡をすると、お通夜や葬儀の手配、ご寺院の手配、火葬許可証の発行や葬儀案内状の発送まで請け負ってくれます。

自宅で亡くなった場合

 

自宅で亡くなった場合は、かかりつけの医師に来ていただいて検死を行ってもらいます。

その結果、不審死でない場合は医師から死亡診断書が発行されますので、その後葬儀社へ連絡をします。

不審死の場合は、警察による検死が行われます。それが済んでから葬儀社へ連絡をし、お通夜やお葬式などの日程を決めます。

お通夜〜お葬式までの流れ

1、葬儀社さんへ連絡

死亡診断書が発行されたら、ご遺体を式場へ搬送してもらいます。

搬送は葬儀社に連絡をすれば、執り行ってもらえます。

お世話になる葬儀社さんが決まっていない場合は、病院や警察、お知り合いの方などに紹介していただくと安心です。

*知っておきたい!信頼できる葬儀社の選び方

ご家族にふさわしい葬儀を行うためには、葬儀社選びがとても大切になります。

ほとんどの方が病院で亡くなられ、病院から紹介される葬儀社が良い葬儀社と思い込み、紹介されたままに依頼をすることが少なくありません。

しかし多くの場合、一般の業者に比べて病院紹介の葬儀社は費用が高くつきます。

病院からの紹介の葬儀社には、ご遺体の搬送だけを頼むこともできますので、一度検討されると良いかもしれません。

信頼できる葬儀社かどうかを見分けるポイントは、

・葬祭ディレクターの有無や人数

・JECIAのような葬儀社の格付機関の評価

・国際規格のISO9001の取得有無

・ 事前に明細のはっきりした見積もり書を提示してくれる

・セット料金に関しても、その明細(個々の単価)を明示してくれる
(実際の請求額との差が少ない見積を行ってくれる葬儀社が望ましいです)

・ 質問に丁寧に答えてくれる

・ 最初から提案をせずにきちんと選択肢を提示してくれる

・希望を良く聞き、希望にそった提案をしてくれる

・ 利益の少ない葬儀を希望しても、丁寧に対応してくれる
(例えば、自治体葬や家族葬をやりたいとか、葬儀社が運営する式場ではなく自宅や公民館で葬儀をやりたいと言うと、強引に反対したり、対応が冷たくなるような葬儀社も中にはあります)

・ 契約を急がしたり、押しが強かったりしない
(何かと理由をつけて契約を急がせる葬儀社もあります)

・ 分かりやすいパンフレットを用意している

・ 店舗を持って、長年営業している

・ 施行した葬儀の記録を見せてくれる

・ 支払い期日に余裕がある

・長年、地元密着型で口コミの紹介でやってきた比較的小さな葬儀社は、わりと良心的な場合が多い

 

葬儀を行う側として、心得ておくポイント

 

葬儀を行う側としては、「どんな葬儀をしたいのか?」について明確にしておくとスムーズです。

例えば、

・どれくらいの規模の葬儀にするか

・予算はどのくらいか

人数の規模や価格をある程度話し合った上で葬儀社選びをすると、希望通りに行うことができます。

 

葬儀社さんで執り行ってくれる内容

・ご遺体搬送

・お通夜やお葬式の手配

・ご寺院紹介

・案内状の発送

・位牌やお塔婆準備

・引物の用意

・会食の手配

・お仏壇・仏具の準備

・お供えの準備

・お香典返し

葬儀社へ依頼した場合の費用は、どのくらい?

 

葬儀社へ依頼をすると、費用がかかることを心配される方があります。しかし、ご家族で葬儀までの細々としたことをすべて行うのは、とても大変です。

葬儀社さんは遺族の希望により、臨機応変に行ってくれる場合が多いです。ご自宅でも斎場でも公民館等でも、葬儀を執り行なってくれます。

費用については、上記の代行内容に加え、葬儀に参列される遺族や親族、亡くなった方や遺族のお知り合いの方々、仕事や交友関係でお付き合いのあった方など、参列される人数によって葬儀費用は変わります。

参列者の少ない家族葬という形であれば、15万円前後から行えます。

参列者の多い一般的な葬儀費用としては、だいたい200万円前後と言われています。しかし、仮に200万円かかったとしても、自己負担の費用としては100万円程度となる場合が多いです。

費用の半分の100万円は、主にお返し品や香典返し等の費用に使用します。これらは頂いた不祝儀(御霊前)でまかなえる場合がほとんどです。

また、亡くなった方が生命保険などに入っていれば、自己負担の葬儀費用はまかなえる場合があります。

葬儀費用を抑えるための3つのポイント

 

ポイント1

葬儀の保険やサービスの利用

葬儀を行う場合に特化した、様々な保険やサービスがあります。知っておくと葬儀費用を抑えることができますので、事前によく調べておくとよいかもしれません。

また、葬儀社さんによっては早割などのサービスを行っているところもあります。500円を支払うと、申込30日後より葬儀費用の割引が適用されるサービスなどもあります。

ただ、保険の場合は申込から保険期間が開始されるまでに数か月かかる場合もありますので、早めに検討されるとよいかもしれません。

ポイント2

葬祭費の支給制度を利用

国民健康保険に加入している場合、亡くなられてから2年以内に申請することで、1万円から7万円の葬祭費が支給されます。

また、社会保険に加入している場合は、5万円の埋葬費を受け取ることができます。

支給される金額や手続きに関しては、各自治体や保険事務所により異なりますので、葬儀後に問い合わせてみてください。

ポイント3

生活保護を受けている方

生活保護を受けていて、葬儀費用を支払うのが難しいという場合、「葬祭扶助制度」を利用することで無料で葬儀を行うこともできます。

ただし、葬儀の内容は限定されていますので、必ず葬儀前に手続きが必要です。

 

2、お通夜、お葬式の日程を決める

どのような形で行うかについてプランを打ち合わせした上で、日時を相談の上、決定します。

 ▪️葬儀の種類と方法

日本では一般的に、下記の4種類があります。

①仏式

日本のお葬式の95%が仏式といわれています。

例えば、曹洞宗、浄土真宗、浄土宗、天台宗、真言宗などの宗派を持つ方々が行うやり方です。

②神道

神道の葬儀の形式は、神式葬儀(神葬祭)といわれ、仏教が日本に渡来する前の日本神話の世界、古事記、日本書紀の概念を基に行われます。

神式葬儀では、あまり良くない状態のことを穢れととらえ、これをお祓いすることで清めること、ご先祖さまが自分たちの守り神であるという二つの概念を元に、儀式が行われます。
儀式の後に火葬し、 親族の方たちと宴席を囲みます。
火葬や埋葬を終えてご自宅へ戻り、無事に葬儀が終わったことを報告する儀式を行って終了します。
葬儀費用の納め方は、「御神前」もしくは「御初穂料」と書きます。通夜祭から葬場祭までまとめて、10万から20万程度が一般的です。

③キリスト教

信者の方の容態が危篤になられた場合、すぐに所属する協会に連絡をします。

信者の意識があるうちに牧師に来てもらい、「聖餐(せいさん)式」という信者が安らかに天へ召されるよう祈る儀式を行います。

信者が臨終を迎えたら、化粧や着替えをし、ご遺体を清めます。

葬儀などの日程を決め、納棺、前夜式(通夜)の順に行います。

前夜式では、賛美歌の斉唱、聖書朗読が行われ、牧師が主に祈りを捧げます。

そして葬儀は、聖書朗読と神への祈りが中心に行われ、火葬したのち、自宅に祭壇を設けて納骨の日まで遺骨を安置します。

 

葬儀の謝礼は、教会への献金という形で差し出し、表書きは「召天記念献金」とします。

これとは別に、牧師に対して謝礼を渡す場合は、「御礼」「御車代」と表書きして別に包みます。

金額は特に決まりはありません。 また、オルガン奏者への謝礼は「御礼」と表書きして渡します。

④無宗教の葬儀

無宗教の葬儀は、特定の宗旨・宗派の決まった儀礼方式や伝統的な作法はありません。

宗教者による読経や説教などもない自由な形式と式次第で、故人とのお別れをする葬儀です。「自由葬」とも呼ばれています。

僧侶の読経や戒名を授けていただく代わりに、献花や音楽を奏でる献奏で故人をお見送りすることもあります。

無宗教葬儀では、自由なやり方で故人をお見送りできるので、故人の好きだった音楽をかけたり、プロの司会やナレーションを依頼し、生前の故人の個性や人柄を偲ぶ葬儀にすることもできます。

◼︎お通夜・葬儀の日程決め

ご親族、葬儀社さん、ご寺院のお三方にとって都合の良い日時を相談の上、決定します。

たいてい亡くなられた次の日の夜にお通夜、翌日お葬式となる場合が多いです。

ただ、友引(葬儀は行えません)と重なってしまったり、式場の都合で伸びる場合もあります。

日時が決定すると、ご親族やお世話になった方々へ案内のご連絡をし、通夜・葬儀を行います。

準備はほとんど葬儀社さんが代行してくれますので安心ですが、通夜の後の会食、葬儀のときの会食、引き物、香典返しについては、喪主(通夜・葬儀の代表の方)さんと葬儀社さんと相談の上、決定します。

3、お世話になるお坊さんまたは神主さん、牧師さんへ依頼

 

お通夜、お葬式のプラン、日時が決定したら、次はお経や祈りを捧げるお坊さんや神主さん、牧師さんへ依頼をします。

葬儀社さんにてお通夜やお葬式を行う場合は、葬儀社さんがすべて手配してくれるので安心です。

4、お通夜、お葬式の準備

 

お通夜やお葬式の日程が決定したら、電話やお手紙で親族や親戚に日時を知らせます。

こちらの手続きも、葬儀社さんに依頼をした場合は、順を追って手続きを進めてくれます。

 

*仏式のお通夜やお葬式を行う場合に必要な「お塔婆」(おとうば)とは?

お塔婆とは、亡くなった方を供養するために、お墓に建てる細長い1〜2mほどの白い板のことです。

お塔婆とは、お釈迦さまの遺骨を納めた塔=『ストゥーパ』という言葉を元にしてつくられた言葉です。

「卒塔婆(そとば)」とも書きます。

卒塔婆は、日本のお寺でよく見る五重塔が起源だといわれていて、五重塔をもとに、その後作られた五輪塔(下図参照)が卒塔婆の起源といわれています。

お塔婆が五輪塔を元に作られていることは、下記の図からもわかります。

お塔婆の板の上部をよく見ると、5つの形がありますが、これらはそれぞれの意味を持っています。

一番下の四角形は『地』
その上の円形は『水』
その上の三角形は『火』
その上の反円形は『風』
一番上の宝珠型は『空』

を表しています。

仏教ではこの5つの要素がこの世界を構成していると考えており、人間もこの5つの要素によって生かされていると考えているのです。

ファイル 2015-12-05 23 55 55

つまり卒塔婆そのものが、仏教の世界観をあらわしています。

◼︎戒名(かいみょう)とは?

仏式でお通夜やお葬式を行う場合、戒名をお世話になるお寺さんにつけていただきます。

戒名とは、亡くなられてお釈迦様の仏弟子となりましたよという証拠にいただく、新たな名前のことです。

戒名を付けるにあたり、故人が生前どのようなことをされていらっしゃったのかなど、ご家族の方たちからお話を伺い、お寺の住職がつけます。

お寺さんによっても異なりますが、戒名料を葬儀費用とは別に納めるところもありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。


◼︎超宗派(ちょうしゅうは)のお寺とは?

仏式でお通夜やお葬式を行う場合、お寺さんによって宗派が異なります。

曹洞宗や天台宗、浄土真宗などいろいろな宗派のお寺さんがあります。

ただ、特に宗派にこだわらずに受け入れているお寺さんも最近増えてきています。

つまり、曹洞宗も浄土真宗も真言宗も神道の方まで、受け入れているお寺さんもあります。

ご自身がどちらの宗派に属しているのかわからないとき、特にこだわらないという場合は、超宗派のお寺さんを選択するのもひとつかもしれません。

ただし、戒名やお通夜やお葬式の形式については、そのお寺さんの宗派に沿った形式となりますので、確認してからお寺さんを選ぶとよいと思います。

▪️お布施について

仏式でお通夜やお葬式を行う場合、葬儀社さんに支払う費用とは別に、ご寺院の住職へ納める「お布施」があります。

これは、寺院によって金額が決まっているところもあれば、決まっていないところもあります。

決まっていない場合は、ご寺院の檀家の方に尋ねたり、葬儀社さんに尋ねると、だいたいの相場がわかります。

5、お葬式後~初七日までの流れ(仏式の場合)

お葬式後は、仮位牌(白木の位牌)やお骨、遺影やお供えものなどをご自宅にお供えします。

お供えするのに必要なものやお供えの仕方については、葬儀社さんにお尋ねすると詳しく教えてくれます。

下記に、お供えの仕方の一例をご紹介します。

他には、

・香典の整理

・香典、お供え物の控帳

・弔辞、弔電、会葬者名簿の整理

・生命保険の請求手続き

など、手続きを進めながら整理します。

▪️初七日法要とは

初七日は、亡くなった日から数えて7日目に営む法要のことです。

現在では、葬儀の当日に済ませてしまうことが多くなりました。

お葬式当日に行なわなかった場合は、親族を集めて法要を行い、会食をします。

地域によっても異なる場合がありますので、お寺さんや葬儀社さんに確認するとよいかもしれません。

▪️初七日法要を行う場合の準備

・日程の案内状発送

・お花、ろうそく、線香

・あいさつ回り

・お礼状の発送

・お布施(初七日法要の法要料をご寺院へ納める)

・香典返しの手配

▪️初七日法要後に手続きするもの

・世帯主の変更届(14日以内)

・国民健康保険(葬祭費/2年以内)

・社会保険(埋葬料/2年以内)

・厚生年金の給付手続き(5年以内)

・国民年金の裁定請求

・共済年金の給付手続き(2年以内)

・公共料金の名義変更

・故人の勤務先の整理

・高額医療費の申請

▪️忌明け法要とは

亡くなられた方は、死亡した日を含めて7日ごとに7回、あの世で生前の罪状などを裁く審判があるとされています。

それが終わるのが49日目。

すべての審判が終わった故人の魂は、ようやくあの世へと旅立ちます。

故人が仏になられる日です。(忌明けを境に、お香典の封筒の名前も御霊前から御仏前にかわります)

そこで、遺族は「忌明け(きあけ)」として、日常生活に戻るために、親戚や故人と親しかった友人・知人を招いて法要を行います。

▪️忌明け法要の準備

①日時・場所の決定

忌明け法要が平日の場合は、出席者に配慮し、忌明けより1週間前の土日などに行う方が多いです。

まずご寺院に相談し、日時決定の上、会場の都合を確認します。

それからご親戚の方々へ連絡するとスムーズです。

場所は菩提寺(葬儀を依頼したご寺院)や斎場、自宅などで行う場合が一般的です。

②ご寺院への依頼

ご寺院に依頼をし、会食への出席について都合を確認します。

出席をされない場合は、お膳料としてお金を包む場合もあります。

③案内状の発送

出席していただく方の範囲と人数を確定し、日時・場所が決まり次第、なるべく早めに案内を発送します。

案内の仕方は、お電話や葉書での連絡方法があります。

④本位牌の準備

お葬式のときにいただいた仮位牌(白木の位牌)は、忌明け法要後にご寺院へ納めてお焚き上げをしていただきます。

そのため忌明け法要までに本位牌を準備するとよいでしょう。

本位牌は、僧侶に精入れ法要をしていただいてから仏壇に納めます。

*本位牌とは、忌明け法要の際に祀る漆塗りや唐木(東南アジア産の非常に硬い材木)の位牌のことです。

故人が亡くなって四十九日目に死後の運命が決まるという考えから、四十九日の忌明け法要の際、仮の「白木位牌」から「本位牌」に替えます。

⑤お布施の用意

僧侶にお渡しするお布施を用意します。

そのほかに、僧侶が会食を辞退された場合の「御膳料」や、交通費としての「お車代」を準備します。

金額については、葬儀社さんやお世話になるお寺のお檀家さんなどに確認するとよいと思います。

⑥引物の用意

出席者へのお礼の品として、1家族1セット「引物」を用意します。

併せてご寺院の引物も準備します。

表書きは「忌明志」「志」などと記載します。

⑦会食の手配

法要が終わると「お斎」と呼ばれる会食の席を設け、料理やお酒で出席者をおもてなしします。

⑧お仏壇・仏具の準備

白木の中陰台は忌明け法要後に片付けます。

現在、お仏壇がない場合は忌明け法要までにお仏壇を用意するのが一般的です。

そして忌明け法要当日、開眼供養(仏壇開き)を行う場合が多いです。

ご本尊は宗派によって異なり、仏具は宗派やお仏壇に合わせて準備します。

⑨お供えの用意

仏飯、お茶(お水)、仏花、ろうそく、線香、お香、供物(もち、団子)などを、各宗派の作法に沿ってお供えします。

10墓地、墓石の手配

もし、墓地をまだ持っていない場合は、ご寺院に相談の上、購入して準備します。

必ずしも墓地を購入して墓石を建てなければいけないという訳ではありません。

永代供養や合祀という形など、様々な納骨の形がありますので、詳しくは葬儀社さんやご寺院に尋ねられるとよいかもしれません。

11墓石への戒名彫刻の手配

墓石がすでに建っている場合、忌明け法要までに亡くなられた方の戒名を墓誌に彫刻します。

依頼する場合は、墓石を建てていただいた業者さん、もしくはお世話になっているご寺院へ連絡をするとよいと思います。

■法要当日の手順

法要の手順は宗派や地域によって異なりますが、下記の手順が一般的な流れです。

① 開会のあいさつ

② ろうそく、線香に点火

③ 読経

④ 焼香

⑤ 法話

⑥ 閉会のあいさつ

⑦ 会食

⑧ お開きのあいさつ

▪️「香典返し」はどうしたらいいですか?

香典は香の代わりにお供えされるお金であり、ご葬儀で大きな出費をした遺族への経済的支援の意味もあります。

現在では忌明けの前・後に、あいさつ状を添えて品物を贈る「香典返し」が慣例となっています。

また、地域によっては葬儀の当日に渡す場合もあり、「即返し」や「当日返し」などとも呼ばれます。

送る品物にはタオル・シーツ・石鹸・お茶・海苔・ギフトカタログなどがよく選ばれ、一般的に「半返し」と言われるように、いただいた金額の半額相当の品物を贈ります。

▪️法要の服装について

三回忌までは施主側は正式な喪服を着用します。

三回忌以降はグレーや紺など地味な色調の平服が一般的です。

お招きする方には、案内状に「平服でお越しください」と一言添えるとよいかもしれません。

▪️忌明け法要当日にお持ちいただくもの

・お骨(納骨をされる場合)

・仮位牌(白木の位牌)

・お塔婆

・遺影

・火葬埋葬許可証

・線香

・ろうそく

・お供えもの(生花、果物など)

■安心して最後を迎えるために

一つの命が縁あってこの世に生を受け、精いっぱい生き切った今、一つの命があの世へとまた還っていく。

家族として身内の死に臨み、できることを精一杯やって見送ってあげたいという気持ちは、皆さん一緒だと思います。

最後の最後に穏やかな気持ちで故人を送り出してあげられるよう、大切なことは今から心得ておくと安心です。

お彼岸なので、お墓の掃除に

お墓を持つことの意味

関連記事

  1. 振り返れば、命の温かさを教えていただきました

    2015年の夏、福厳寺へ1頭の雄ヤギが来ました。来たばかりの頃は、ずっと人の方を見ずにエサば…

  2. お香典の意味

    お通夜やお葬式のときに持っていくものの一つに、お香典があります。お香典という言葉には、どのよ…

  3. 戒名を変更できますか?

    昨年、95歳で大切なお父様を亡くされたKさんより、先日お電話がありました。「昨年亡くなった時に住…

  4. 青の宝石

    お寺にみえた方を迎える石畳の道の両脇に、ひっそりと輝く青い宝石。先日、バケツに水を汲むために草む…

  5. 「お墓開き」のお供えは?

    先日も、福厳寺の会員さんより問い合わせのお電話がありました。お墓開きは、亡くなられてから1周…

  6. のんびり、ゆっくりできますね

    先日の午後、74歳の男性が福厳寺境内の中を散歩されていらっしゃいました。カメラをお持ちで、境…

  7. 葬儀の意味

    「お金がないので、お坊さん1人、直葬という形を福厳寺さんではお願いできますか?」先日も、この…

  8. そろそろ冬支度が始まりました

    福厳寺境内の山門のすぐ隣には、桃畑が広がっています。毎年初夏になると、青々と細長い桃の葉が生い茂…

“大愚.com“
PAGE TOP