食材の命に感謝して「禅料理部」活動報告

「食材の命に感謝をして、いただく」をテーマに始まった禅料理部。

福厳寺に自生している野草や植物、地元の野菜や果物を使い、福厳寺でしか作ることのできない禅料理を毎回作り、参加者の皆さんに召し上がっていただきます。

活動のテーマ

福厳寺住職が大切にされていることの一つに「慈悲」という言葉があります。慈悲とは、相手に寄り添い、相手の苦しみを抜き、喜びを与えるという意味の言葉です。

禅料理部で作り、皆さんに召し上がっていただく料理は、慈悲の想いを込めて作りたいと思っています。つらく悲しいことがあっても、一口食べたら「なんか安心する」。そんなお声が聞こえてくるような禅料理を目指します。

 

第一回目の活動内容

第一回目は、福厳寺に自生する「どくだみ」を使用して、わらび餅を作りました。福厳寺境内の日陰に行くと、びっしりとどくだみが生い茂っています。

どくだみは十薬(じゅうやく)といわれ、ちょうど白くてかわいい花が咲く今の時期に、食材として摂り入れるのが良いと言われています。どくだみの香りはとても強いですが、甘い粒あんのソースと合わせると、ほんのり優しい香りになるのですよ。

わらび餅は、生地を鍋で丁寧に練り、絞り袋に入れてキッチンバサミでちょきちょきカットして、お水に冷やします。

器もまた、福厳寺に自生する竹の命をいただいて作りました。まだ柔らかい青竹を福厳寺の山からいただいて、それをノコギリと鉈でカットし、小さな器を作りました。

まるごと「命」をいただいて作った今回の禅料理。シンプルですが、感謝の気持ちが湧いてくるのを感じます。

感想

・どくだみ入りと聞いて、ちょっとびっくりしましたが、こういう風にしていただくと美味しくいただけるのですね。

・わらび餅を作ると聞くと、難しそうなイメージがありましたが、以外と簡単にできるのですね。

・つるんとしてもちもちして、粒あんのソースがよく絡んで美味しかったです。

・子どもも食べてくれたので、よかったです。

11時過ぎから、すべてのサークルの参加者さんたちが集まり、茶話会の中で全員でいただきました。

なかなか今まで、福厳寺ではこのような大勢の方と一緒に時間を過ごす機会はありませんでしたが、今回初めて皆さんとお話をしながら過ごし、とても楽しい時間を過ごすことができました。

次回もどんな会になるのか、ワクワクします!

【福厳寺職員の気づきより】

遊びと学びと体験がテーマ「山林部」活動報告

キツネ

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