納骨の儀|僧侶が想うこと

先日、納骨の儀式に参加させていただきました。

納骨の際、墓石の前でお骨を見た時、なんとも言えない気持ちになりました。

自分もこのように骨となり、お墓に入るんだなぁ。

自分の親もいつかは亡くなり、骨となりお墓に入るんだなぁ。と。

 

納骨の儀に参加された人数は約15名いらっしゃいました。

四十九日が終わってからの納骨ですが、泣いていらっしゃる女性の方がいらっしゃいました。

その方は毎回かかさず、毎週の七日経にいらっしゃっていた方でした。

その方が墓石の前に立ち泣いている姿を見て、きっと亡くなられた方は素敵な人生を送られた方なんだろうと思いました。

 

自分が亡くなった時、この女性のように心から泣いてくれる方がもし一人でもいたら、自分の人生は良いものだったと思えるのではないかと思いました。

家族を大事にし、大事な方を大切にしようと思った、とても想いのこもった納骨の儀でした。

【福厳寺僧侶 大脇】

振り返れば、命の温かさを教えていただきました

実りの季節

関連記事

  1. お箸の意味

    お箸には、神仏が宿っていることをご存知ですか?例えば神社に行くと、よく橋がかかっていますよね。…

  2. 裏切られるほど、相手を愛おしく思う

    福厳寺の御本尊は、聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。一般的に「観音さま」といわれて…

  3. 「お骨を預かってもらえますか?」永代供養はいつ頼むべきなのか

    主人のお骨を預けたいのですが、福厳寺さんではお骨を預かってもらえるのですか?先日、50代の女性A…

  4. 「観光にきたみたいです」

    すっきりと晴れた、爽やかな11月の朝。たまたま通りすがりにお参りの方とすれ違いました。…

  5. 娘夫婦のお墓に入るのは、おかしいですか?

    ちょうど1ヶ月半前に、ご主人を白血病で亡くされたHさん。 忌明を控え、まだ悲しみも癒えない中、福厳寺…

  6. 「清く、美しく」の象徴

    この間の5月の終わりのことです。福厳寺の池に、蓮の花を咲かせるプロジェクトが始動しました。…

  7. 心の中の「火」をご存知ですか?

    消防設備が整った現代であっても、火事はとても怖いものです。油断していい加減に火を扱えば、たちまち…

  8. いよいよ秋葉大祭に向けて準備が始まりました!

    昨日の日曜日の朝7時半、福厳寺の役員さん約15名の皆さんが、作業しやすい服装で来山されました。…

“大愚.com“
PAGE TOP