月命日のお参り

福厳寺には、会員さんみなさんの寺位牌をお祀りしている「千手堂」があります。

千手堂に、毎月欠かさず名古屋市からお参りにみえるご夫婦がいらっしゃいます。

「今日は、母の月命日なのでお参りさせていただけますか?」と福厳寺の受付にご夫婦でみえるYさんは、雨がたくさん降る中でも真夏の暑い中でも、必ずお供えを持ってお参りにみえるのです。

本堂の御本尊様、千手堂の千手観音様の前で深々と合掌され、そして寺位牌の前でお経を必ず唱えていらっしゃいます。

月命日とは、故人が亡くなった日と同じ日のことを表します。例えば、7月25日に亡くなった場合、毎月25日が月命日です。

月命日は、故人のことを思い出し、家族みんなで供養する日。

遺族が集まり法要などの儀式を行うまではいきませんが、遺族の方たちみなさんで、故人が好んだものやお線香、お花などをお供えしてお参りをしながら、「いつも見守ってくれてありがとう」と、故人に感謝をする日です。

Yさんご夫婦は千手堂のお参りが終わると、今度は福厳寺のすぐ前の金の観音様の墓地へ向かわれます。

深々と合掌され、ご夫婦でお経を唱えてお線香とお花を供えられた後、必ずすることがあるそうです。

それは、お墓の前から景色を眺めること。Yさんご家族のお墓の前から眺める景色が大好きなのだそうです。この景色と落ち着いたお墓の雰囲気が気に入り、ここにしたのですよとお話してくださいました。

Yさんご夫婦が毎月熱心に、丁寧に手を合わせられているお姿に、大切なメッセージをいただいています。

【福厳寺職員の気づきより】