家族葬にしたいのですが・・・

福厳寺の会員さんより、「家族葬」という形でお葬式をすることはできますか?という問い合わせのお電話をいただくことがあります。

突然ご家族が亡くなりお葬式をするのが初めてという方にとっては、わからないことも多いので、なるべく小規模で費用もある程度軽減できる「家族葬」を希望される方もあります。

家族葬とは、故人と家族のお別れの時間を大切にするお葬式のことです。

友人や知人などには全く声をかけずに家族だけで行う、もしくは親族だけで行うなど、故人とごく親しかった人のみが集まって行う場合がほとんどです。

例えば、一般的な参列者の多いお葬式となると、参列者の方々に気を遣い、ゆっくり故人とのお別れの時間を確保するのが難しいという面もありますが、参列者の少ない家族葬なら、その点はゆっくり故人とのお別れをすることができます。

お葬式の流れについては、基本的に一般的なお葬式と大きくは変わりません。仏式の場合は、お通夜とお葬式があり、それぞれ僧侶の方がお経を読み、遺族や参列者の方々がお焼香をするといった流れになります。

ただ、家族葬という小規模なお葬式のデメリットもあります。

費用がある程度は抑えられ、故人とのお別れを大切にできるのはいいのですが、親戚の方々と後々に揉める場合もあるようです。

葬儀が終わってから、「どうして亡くなったことを教えてくれなかったのか?」「参列者を呼ばないなんて、とんでもない」ということを言われたり、亡くなったことを知った方たちが週末のたびにお悔やみを述べに自宅まで来たり、参列者を呼ばない予定だったのに、式の日程を知人から聞いて参列に来てしまう場合もあります。すると、急遽変更を余儀なくされます。

さらに、参列者の人数に応じて香典の金額も左右されるため、結果的に葬儀費用が高くついてしまうこともあるのです。

ただでさえ大切な家族を亡くした悲しみの中、親戚などと揉めてしまったりということは、なるべくなら避けたいですよね。

だから福厳寺では、それぞれのご家族のご事情を丁寧に伺い、僧侶がふさわしいご提案を個別に行っています。

先日も、お父様が亡くなられたことがきっかけとなり、福厳寺と仏縁が繋がったご家族がありました。

「こんなに親身になってお話を聞いていただけて、本当に助かりました。ようやく安心して過ごせます。」と話していらっしゃいました。

なかなか言い出せないこともたくさんあったと思いますが、帰り際「お話できて本当によかったです」と、安堵の笑みを浮かべて帰っていかれました。

大切なご家族を亡くされた遺族の方々が安心して毎日を過ごせますように、私たちも一緒に寄り添い、考えていけたらと思っています。

【福厳寺職員の気づきより】

「清く、美しく」の象徴

お守りの持ち方

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