のんびり、ゆっくりできますね

先日の午後、74歳の男性が福厳寺境内の中を散歩されていらっしゃいました。

カメラをお持ちで、境内の青々と繁る紅葉を撮っていらっしゃったときに、たまたまご挨拶をして、お話をする機会がありました。

お話を伺うと、Iさんは犬山市から車でみえたそうです。いつも仕事で、福厳寺前の155号の道路を通っていたそうです。

金の観音様が立っている前を通るたびに、運転中だから実際に手を合わせることはできないけれど、心の中でそっと手を合わせながらいつも車で通っていたのですよとお話をしてくださいました。

「観音様の前をいつも通っていたけれど、こんなに大きなお寺があったなんて、知りませんでした。今日は来れてよかったです。こんなにのんびり、ゆっくり散歩できたのは、何日ぶりだろう…」

池の前から福厳寺の境内を望み、そう呟かれました。

そして昨日も、お参りにみえた40代の女性の方からお声をいただきました。

「静かに心落ち着きたいときは、必ずここに来てお参りさせていただくのです」とおっしゃられていました。

毎週毎週、仕事の合間に福厳寺へ来山され、本堂と秋葉神殿の前で熱心に手を合わせられている方もあります。

「ここへ来ると、本当に心が落ち着くのです。何でなのでしょうね・・・」と、尋ねられることがよくありますが、きっとそれは、福厳寺の歴史、環境、自然などすべての要因が重なり合って、他にはないものを作り出しているのかもしれません。

福厳寺境内に一歩入っただけで、すぐ前を車の激しい道路が通っているなんて、考えられないくらい静かです。

心穏やかに、たまにはのんびりゆっくり過ごしたい方はぜひ、山門の前の池のベンチに座って境内を眺めてみてくださいね。

福厳寺はまさに、別世界です。

【福厳寺職員の気づきより】

「当たり前」に甘えると

月命日のお参り

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