どこまでも奥深く、興味深い国インド

二月の十六日〜二十五日までネパール・インドへ行って参りました。
先住の悲願達成のため仏教八大聖地への巡礼の旅をしました。
八大聖地とは、お釈迦さまの一生において節目となった遺跡で、ルンビニー公園(お釈迦様が生まれた場所)、ブッダガヤ(お釈迦さまが悟りを開かれた場所)、サールナート(悟りを開かれた後はじめて説法された地)ラージギール(布教の地)、サヘート・マヘート(祇園精舎・舎衛城など仏教教団成立の地)、ヴァイシャリ(お釈迦さま最後の旅の地)クシナガラ(お釈迦さま涅槃(死)の地)、サンカーシャ(昇天の地)のことを言います。
さらに道中、ヒンズー教徒の聖地と言われるガンジス川や孫悟空のお話でも登場する三蔵法師が学んだと言われるナーランダー大学跡他、デリーの世界遺産なども訪れました。

 

indo2仏教は、今から約二千六百年前にインドに実在した人物、お釈迦さま(仏陀=悟りを開いた人)が、三十五才で悟りを開いてから八十才で亡くなるまでの間、インド各地を旅しながら人々に説いた教えです。
お釈迦さまは、貧困、貪欲、怒り、迷いに翻弄されて苦しむ人々に対し、「心の仕組み」と「世の中の仕組み」をよく観察し、「どのように生きたら幸せになれるか」を具体的かつ詳細に説いたのです。
仏教はその後、チベット、中国、タイ、韓国と、さまざまな国の文化を取り込みながら日本に伝わり、

 

日本の文化に大きな影響を与えたのでした。
その大いなる歴史の過程で福厳寺が建てられ、創建から五百三十有余年の時を経て今日に至っている。
その不思議と有り難さを、しみじみと噛み締めた旅でした。

 

お釈迦様の八代聖地には、性別を超え、民族を超え、国境を越え、亡きお釈迦さまを偲んで世界中から巡礼に訪れる人の列が途絶えることがありません。
その理由はやはり、お釈迦さまの教えが人間の根本的な問題を説いたものであり、数千年の時を超えた現代に生きる私たちの胸にもなお、色あせることなく訴えてくるものがあるからなのだと思います。

 

インドは今、急速な勢いで発展をしています。
ひと昔前と比べると随分と便利で快適に旅することが出来るようになりました。
日本の九倍の広さを誇る国土に、日本人口の十二倍以上、十二億もの人々が暮らすインド。
どこまでも奥深く、興味深い国インドにぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

お釈迦様の教え

福厳寺報「慈光」の発行

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