お供え(御霊膳レシピ)

お供えするとき、忘れてはいけない大切なこと

それは「故人への感謝の気持ち」です。
今、自分たちがいられるのは、亡くなった、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様がいてくださったからこそです。
お供えすると同時に、感謝の気持ちを持って、手を合わせるようにしましょう。

 

御霊膳の作法と心構え

c01御霊膳は仏様に召し上がって頂く食事のことです。

年忌法要の際には私たちが食事をする前に、まずは仏様へ食事をお供えするのが作法です。お供えするときは、盛りつけた御霊膳を仏壇側に向けて、仏様が召し上がりやすいようにして置きます。

御霊膳は精進料理を盛りつけますが、ニラやニンニクなど、できるだけ匂いの強いものはさけるようにしてください。

また、「目と手を動かして料理をつくるだけでは足りない。流しに落ちた米一粒、野菜の皮一枚たりとも無駄にしない心を持つこと。命あるものに感謝の気持ちを込めて食事つくりに励みなさい。食事つくりは心身を磨く重要な修行のひとつである」

これは曹洞宗を開いた道元禅師の言葉です。

食材を大切に使い、召し上がって頂く方のことを想って作る気持ちが大切です。

 

仏様にお供えする御霊膳レシピ(一例)

レシピを載せておきますので、年忌法要の際の参考にしてください。

冬瓜とアスパラのあっさり煮

c04[材料]4人分

冬瓜           1/4個
アスパラガス      4本
パプリカ(黄)      1個
切干大根        30g(乾燥)
水             600cc
塩             適宜
醤油           大さじ3
みりん          大さじ2

[作り方]

①切干大根を水と一緒に鍋に入れ、柔らかくなったら沸かしてこす。
②冬瓜は皮と種をとり一口大に切る。
③アスパラガスは根元を切り落とし、4等分に切る。
④パプリカは種をとり冬瓜と同じ大きさに切る。
⑤鍋に①と冬瓜と塩ひとつまみを入れ、沸いたら③と④を入れて弱火で2分煮る。
⑥醤油とみりんを⑤に入れ沸いたらすぐに火を止める。

*火からはずしてまだ熱いうちに、鍋底を氷水につけて急激に冷やすと、味が速く染み込みます。
*冬瓜は、夏に溜め込みやすい体内の余分な水分を出してくれる働きがあるため、浮腫み防止に役立ちます。

 

人参と青菜のお吸い物

c05

[材料]4人分

人参                                  1/2本
青菜                                  40g
豆腐                                  1/3丁
昆布                                  10㎝
干し椎茸                           2個
干し椎茸の戻し汁           200cc
水                                      400cc
醤油                                  40cc

[作り方]

①干し椎茸をぬるま湯200ccに浸けて柔らかく戻す。
②人参は千切り、青菜も同じ大きさに切る。豆腐をさいの目に、干し椎茸は薄切りに切る。
③昆布と干椎茸の戻し汁と水を鍋に沸かし、②を入れてひと煮立ちさせる。
④昆布を取り出し、醤油で味を調える。

*具材を入れて沸いたらすぐに火を止めると、煮過ぎず美味しくできます。
*大根やひじき、油揚げ、しめじなどを入れても美味しいです。

 

もずくと揚げの和え物

c03

[材料]4人分

もずく(生)          200g
しめじ             50g
油揚げ            1枚
昆布の粉末(昆布茶)   大さじ1~2
醤油              少々

[作り方]

①もずくは水洗い後、短く切る。しめじは細かく割く。油揚げは短冊切りにする。
②鍋に①と昆布の粉末、水100ccを入れて煮立てる。
③醤油で味を調える。

*油揚げは、油抜きをせずに使用するとコクが出ます。
*人参の千切りや青菜を入れると彩りがきれいです。

 

長芋のお漬物

c02

[材料]4人分

長芋           1/2本
塩             適宜
ぬか床

[作り方]

①長芋の皮をむき、塩でもむ。
②ぬか床に全体を埋め込んで2日間漬ける。
③水洗いして薄切りにし、器に盛る。

※長芋の皮は、千切りにして油、塩・胡椒で炒めると美味しいです。

 

「豊かな自然と美しい庭園の寺」 を目指して

命のつながりを再確認する空間 「千手堂」

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