お仏壇の向きは?

「お仏壇は北向きに向けない」とよくいわれることがありますが、
どこに置いたら一番いいのでしょうか?

福厳寺の会員さんの中にも、迷われている方がたくさんいらっしゃいます。

昔からお仏壇を北向きに置かないと言われる理由は、昔の住宅事情が関係
しているようです。

昔の一軒家は日を良く取り入れるため、窓が南向きに大きく開いている造りを
している家がたくさんありました。

そのため、お仏壇を北向き(南側の壁側)に置くことは窓や縁側を背にすること
が多く、あまり好まれなかったようです。

けれど、現在は様々な事情もあって、なかなかそうもいかない場合もあります。

そういう時は、いったいどうしたらいいのでしょうか・・・

福厳寺住職より先日、大切なお話をいただきました。

ところであなたは、「お仏壇を何のために置くのか」

考えたことはありますか?

亡くなった大切な家族が居るところ?
手をあわせる場所?
それとも家族を見守ってくれるもの?

いろいろな捉え方があると思います。

ですが、お仏壇は亡くなった大切な家族のためにあるのではありません。

お仏壇の中に、魂がいる訳でもありません。

残された私たちが、「一所懸命生きていくための指針」にするためにあるのです。

会社に行く前に、お仏壇の前に座って手を合わせ、今日も1日元気に頑張ってきます!と
宣言し、帰ってきたら嬉しかったことも悲しかったこともお仏壇の前で手を合わせて
静かにご先祖さまへ報告をする。

こうするだけで、何となく毎日頑張れたりしませんか?

私たち残された家族が大切にご先祖さまのことを想い、守ってくださることに感謝をし、
これからもみんなで協力して生きていくために欠かせないものなのです。

だからお仏壇は、家族みんながいつも集まれる場所に置くのが良いそうです。

いつでも気づいたら、おじいちゃん、お母さん、お孫さんまで、静かに手を合わせられる場所。

このような毎日が続いたらきっと、ご先祖さまも空からにこにこして見守ってくださいますよね。

【福厳寺職員の気づきより】