「豊かな自然と美しい庭園の寺」 を目指して

豊かな自然と触れ合い人間らしさを取り戻す場所

img05福厳寺550周年記念事業の一つのテーマに、「豊かな自然と美しい庭園」を掲げました。
豊かな自然と触れ合えることが、決して当たり前ではない時代が来ているからです。今、環境汚染が急速に進む中国では、小さな公園に入るのにも入園料がいります。大きな公園、美しい公園ともなれば、高い入園料が必要です。地球上の人口は増加し続けています。大気や土壌は汚染され続けています。自然の生き物たちが生息する森や小川は減少し続けています。しかし日本では昔から、寺や神社がある場所は、神仏がまします奥山としてその環境が守られてきました。しかし、ビルが高層競争を繰り広げ、地面がコンクリートやアスファルトで固められた都会では、神社やお寺の境内からさえも緑が消えてしまいました。もはや「お寺には緑があって当たり前」ではないのです。

 

img06そんな中、池や山に囲まれた境内地を持つ福厳寺の自然環境は貴重です。私たちはその環境に感謝し、この豊かな恵みを大切に守り、後世に受け継いでいかなければなりません。現代の人々にとって、自然と触れ合うことで人間らしさを取り戻す時間と空間は、とても重要な意味を持ちます。ですから福厳寺では、今後、植林、間伐などを積極的に行って山林を保護し、草花の育成を助け、動物たちの行き場所を確保し、そこに心やさしき人間が集う、という極楽浄土のような世界を実現したいと考えています。そこで、愛知万博の日本迎賓館庭園や、京都のリッツカールトン、吉田茂邸などを手がけた庭園デザイナー、野村寛治氏をアドバイザーとしてお招きし、「庭園」をはじめとする境内全体の環境づくりを監修していただくことにしました。

 

野村 勘治(のむら かんじ)さんプロフィール

nomura野村庭園研究所代表 1950年愛知県生まれ。東京農業大学短期大学卒業。重森三玲氏に師事し、作庭のかたわら桂離宮・金閣寺・竜安寺等名園の実測は百数十庭を数える。愛・地球博日本庭園監修など。京都林泉協会副会長。日本庭園学会理事。三重大学非常勤講師。

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