「日本のお盆」にかくされた3つの意味

木蓮尊者のお話は、今を生きている私たちが心がけたい教えを説いた例え話です。

私たちは毎日、木蓮尊者のお母さんの様にわがままを言ったりイライラしたりすることがよくあります。

相手の人のことをつい忘れて自分のことばかり考えます。

けれど、お盆のときにお寺に行ってお釈迦さまの教えに触れることは、自分の中にある欲や自分勝手な気持ちを見つめ直して素直に反省する良い機会です。

お話の中にもありましたが、木蓮尊者が徳の高いお坊さんたちを集めて供養し、お母さんを地獄から救いましたよね。

普段はなかなか反省できないけれど、お盆のときに家族みんなが集まってご先祖さまに手を合わせることで、代々繋がってきた命の絆に感謝をし、自己を反省してまた新たな気持ちで生きていく。その大切な時間がお盆です。

つまり日本のお盆には、3つの大切な意味が含まれています。

1つ目は、お盆の時期に家族みんなでご先祖さまを迎え入れ、「今生きているのはおじいちゃんやおばちゃんがいてくれたからだね」と家族みんなで亡くなった人とのご縁を再認識する。

2つ目は、感謝と報恩です。代々命を繋いでくれたご先祖さまにありがとうの感謝の気持ちを込めて、元気で毎日過ごしている姿をご先祖様にみせることが報恩です。

そして3つ目は修行です。お寺に行って仏教の教えに触れ、自己を見つめ直してより良い毎日を過ごしていくことです。

毎年お盆を迎えるたびに3つの意味を思い出し、自己を振り返って家族の繋がりを大切にしていくのが日本の伝統的なお盆です。